2023.04.19

4月19日 茨城県にて新人研修を実施しました。②

4月19日茨城県にある食品製造企業K社にて第2回新人研修を行いました。第2回の研修のメインコンテンツは「ビジネススキル基礎」です。

本日から新人の方々に社会人にとっては必要不可欠であるビジネススキル基礎について研修しました。こちらの会社での新人研修は3か月間ビジネススキル基礎を習得いただくことを目標に行っていきます。

 

・4つの関門

・電話応対

・名刺交換

・訪問アポ演習

・自社シナリオ作り

・訪問ロープレ

上記6項目の研修を行いました。

 

【4つの関門】

4つの関門とは人からの信頼を得るために必要な要素です。具体的には外見(服装・第一声・顔の表情)、態度(歩き方・動作・姿勢)、話し方(声の大きさ・語尾・話のスピード)、話の内容(論理性・有用性)の4つの要素で構成されています。

受講者の方々に2つのチームへと別れていただき、チームごとに社会人にとって必要不可欠である要素を4つの関門に考え、落とし込んでいただきました。

2チームとも全体的に似たような内容となりましたが、細かい部分でチームの特色が出たと思います。

 

皆さんが理想とする社会人像を可視化されたため、これらの項目を意識しつつ今後の業務も行っていただくようお伝えしました。

 

【電話応対】

電話を取った際の対応方法をここで解説しました。シーンを想定し、まずは講師とスタッフでお手本を見せ、同じように対応するようお伝えしました。4つの関門で分けたチーム内で電話のかけ手と受け手に分かれロールプレイングを行い、その都度、他の受講者や講師からのフィードバックを行いました。

ロープレとはいえ緊張や不安があったようですが、フィードバックを受けながら行っていくと徐々に良くなっている印象を受けました。電話を受ける機会や対応方法は配属される部署によって様々なのですが、基本的な言葉遣いやコツを学ぶことで自信をもって対応することができます。本日の報告書では電話対応を完璧にすることを自身の課題とした受講者の方もちらほらいらっしゃいました。

 

【名刺交換】

名刺交換の仕方をビジネスマナーに則って行いました。少し前まで学生だった受講者の方々には名刺交換は新鮮だったようで、興味がある様子でした。名刺交換は社会人同士の対面の窓口なので、自身でマニュアル化し、スムーズに行えるように準備する必要があります。

初めて名刺交換をする方が多かったので緊張されていましたが、状況をイメージし、4つの関門で設定した社会人の立ち居振る舞いを考えながら行うようアドバイスをしました。一挙手一投足を考えながら行動することは難しいことではありますが、習慣化し体が勝手に動くようになるまでは頑張っていただきたいと考えます。

 

【訪問アポ演習】

訪問アポ演習では電話でお客様へ訪問する約束を取る想定でロールプレイングを行いました。本日は電話応対の研修を行っているので、そこで培った知識を発揮していただきました。

お客様へ電話をして日にちと内容を確認するという作業でしたが、受講者の皆様は自身の中で文言のマニュアル化をすることに苦戦している様子でしたが、逐一アドバイスを行っているとだんだんと慣れていったようで、後半はある程度スムーズに行えていたように感じます。

電話対応は相手の状況や自身がいる環境によって話し方や内容が変化しますので、今回の研修にとどまらず随時学習し続けてほしいとお伝えしました。

 

【自社シナリオ作り】

本日の研修の最後にお客様先へ伺い、名刺交換をしてから自社のPRを行うロールプレイングを行うので、そのための資料をこの時間で作成いただきました。基本的には流れとして、自社の概要の説明と自身が思う自社の魅力をお客様へ伝えるという内容であったため、各々が会社案内やHPを確認しながら作成しているようで、それぞれに工夫が見られました。

 

【訪問ロープレ】

上記で作成した資料を基に訪問→名刺交換→会社説明の流れを録画し、自身を確認する訪問演習を実施しました。

事前に講師が流れを見せながら説明し、実際に受講者の皆様も練習の上チャレンジしました。

受講者の皆様にとって初めての経験であったため、詰まってしまうところや緊張で忘れてしまうことなどもありましたが、皆様が熱心に取り組み、成果を発揮されていました。研修は座学が多いため、実際に体を動かして一連の流れを行うと、多くの気づきが得られたようで、受講者ご自身で工夫したり、たくさんの質問が出ていました。

 

受講者の皆様にとって研修で行うことは初めて尽くしであるため、講師側の私たちはできるだけ分かりやすく説明するよう心がけています。その中でもイメージしにくいことや実際行ってみて分かりにくいところが出た場合はアドバイスを具体的に行っています。こうして受講者の方と私たちがお互いに歩み寄り、全員で研修を成功させたいと考えています。

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