セミナーinformation

  • 8月17日 栃木県にて新人研修を実施しました。

    8月18日栃木県にあるネジの小売り卸売り企業K社にて中途採用された方の新人研修1回目を行いました。

     

    研修のコンテンツはビジネスマナーの基礎です。

    ・社訓、理念の確認

    ・ビジネスマナーがどうして必要なのか

    ・社会人の4つの関門の設定

    ・社会人の立ち居振る舞い

    ・お客様への訪問ワーク

    今回の研修対象の方は社会人経験が長いため、今までの経験に基づいての知識の再確認とビジネススキルの具体的な意味付けと解説がメインでした。

     

    【社訓、理念の確認】

    初めにこちらの会社様の社訓、理念の確認を行いました。私たちは面接の段階で同席させていただいていたので、受講者の方の理解度はおおよそ確認していました。予想していた通り企業研究をしっかり行っていらっしゃったので、理念、社訓に関して問題なく進めることができました。会社の理念、社訓は企業の今後の方針にも関わる大事な項目のため、初めから理解しているかどうかが重要です。

     

    【ビジネスマナーがどうして必要なのか】

    ビジネスマナー研修を行う中でなぜビジネスマナーが必要なのかを解説しました。

    受講者の方は今までの社会人経験の中で上司や同僚のビジネスマナーを見よう見まねで覚えて行っていたため、実際の意味や解説は初めてされるとのことでした。ビジネスマナーを徹底していく中で、意味合いを理解しているかどうかで立ち居振る舞いに差が出ます。理解できていればいるほどスムーズにふるまうことが可能なので、習慣化していく上では意味を知っていることは必要不可欠です。

     

    【社会人の4つの関門の設定】

    他者からの信頼を得るために必要な「4つの関門」を解説しました。4つの関門は皆様がなんとなく理解している部分が多くあると思いますが、実際に考え、自身が思う理想の社会人像を当てはめることで意識して立ち振る舞うことが可能です。初めこそ大変だと感じるかもしれませんが、習慣になれば意識する必要がなくなるので、自然と理想の立ち振る舞いができるようになります。こちらの受講者の方には課題として、理想の立ち居振る舞いを具体的に書きだしていただき、今後の作業で徹底して取り入れていただくことをお伝えしました。

     

    【社会人の立ち居振る舞い】

    上記で解説した立ち居振る舞いを用いて、実際に体を使い、ワークを行いました。こちらでお手本を見せ、受講者の方にも行っていただくという内容です。立ち方、歩き方、座り方、表情、名刺交換に至るまで社会人が日常で行う動作をスムーズかつ綺麗にできると相手の印象が良くなります。社会人の経験が長くなればなるほど、意識しなくなる方が多くなりますが、習慣にしてしまえば常に美しく立ち振る舞えると考えます。

     

    【お客様への訪問ワーク】

    本日行ったことをすべて駆使していただき、お客様への訪問と自社についてのプレゼンを行っていただくロールプレイングを行いました。プレゼンの内容は自社の会社情報と魅力を5分間で伝えるという内容です。情報収集のために10分間時間を取った後、訪問→名刺交換→挨拶→プレゼンを開始という流れでした。受講者の方は初めての経験だったそうで、緊張されていた様子でしたが、実際に始まると社会人経験の長さからかしっかりと対応できていたように感じました。

     

    今回はビジネスマナーの確認と実践研修でしたが、次回は報連相の研修です。本日が受講者の方の初出社であったため、明日から実際の業務が始まります。本日行った研修を基にビジネスマナーを徹底していただき、次の報連相研修に生かしていただきたいとお伝えしましました。真面目に研修に取り込んでくださっている印象をとても受けたので、こちらの会社での今後の成長がとても楽しみになる1日になりました。

  • 6月20日群馬県にて新人研修を実施しました。②

    6月20日群馬県にある食品製造企業S社にて第2回新人研修を行いました。

    第2回の研修のコンテンツは第1回に行ったビジネスマナー研修の習得確認です。

     

    内容は

    ・前回の社訓、理念の復習

    ・社会人の4つの関門振り返り

    ・敬語確認テスト

    ・訪問演習

    上記4項目を行いました。

     

    【前回の社訓、理念の復習】

    本日初めに行ったのは、社訓と理念の再確認です。前回も一番初めに行った内容ですが、再度確認していただくことで更に意識していただこうと考えました。社訓や理念の資料の文言を穴あきクイズのようにして、大事なキーワードを埋めていただく作業を行いましたが、前回確認したためスラスラと穴を埋めることができていました。前回の研修後、受講者ほとんどの方が社訓や理念を意識しながら業務に取り組んでいたそうで、講師としてはお伝えしたかったことをしっかりと理解していただけていたようで、とてもうれしく思いました。

     

    【社会人の4つの関門振り返り】

    社会人の4つの関門の振り返りでは、理想とする社員の言動をどれくらい意識してできていたのか個人で点数化し、その平均点を前回分けたチームごとに出していただきました。4つの関門の項目によって個人差があったものの、研修レポートを拝見するかぎりでは、得意分野と苦手分野が可視化できたことで、今後の課題や指標として考えることができていたようでした。理想とする社会人像は各々受講者の皆さんによってあると思いますので、その理想像へ目指す第一歩として是非習慣化していただきたいと感じました。

     

    【敬語テスト】

    前回の研修の最後に告知を行っていた敬語テストを今回は行いました。敬語テストはこちらで用意したものを使用し、85点以上を目標に準備していただくようお伝えしてありました。結果は受講者の皆様それぞれではありましたが、準備をしっかりとしてきてくださった方は高得点をしっかりと取れており、マナーに対する意識が高いと感じました。新人研修はどうしても普段の業務と雰囲気も作業も異なるため、研修も仕事の一環だという意識が下がってしまいがちです。こういったテストにはその意識の差が出ます。点数が高かった方も低かった方も周りの状況を聞くと新たに気を引き締めるような雰囲気を感じました。

     

    【訪問演習】

    本日最後に行ったことは、お客様先へ訪問することを想定した演習です。お客様の会社に入るところから、名刺交換やご挨拶をした後、受講者ご自身で作成いただいた資料を基に自社の概要と魅力を説明する流れでした。前回、演習の流れを体験していただいていたので、今回は動画を撮影しながら行いました。初めは挨拶や名刺交換の仕方等が曖昧になっていたようですが、再度簡単に解説をしたため、実際に動画を撮るという段階になると、皆さんはある程度演習を行うことができていました。HPをお客様に見せながら説明する方や、紙媒体の資料をご用意いただいた方、パワーポイントでスライドを作成してご説明されていた方と様々な手法が見られ、創意工夫されていたのでとてもやりがいはあったようです。

     

    研修自体には必ず正解というものがあるとは限りません。私たちはその時々の社会情勢や受講者の皆様の様子、企業様の状況、ご要望によって、最適解は常に変動していると考えています。研修を行う際の受講者の皆さんと共に私たちも成長を実感できることを楽しみながら、今後も研修に努めたいと思います。

  • 6月19日 茨城県にて新人研修を実施しました。⑤

    5月24日茨城県にある食品製造企業K社にて第5回新人研修を行いました。第5回の研修のメインコンテンツは振り返りとロールプレイングです。

    本日が新人研修最終日でした。配属先が発表され、受講者の方々がそれぞれどういった作業をするかを想像できたと思います。今回は今までの研修で培ってきたすべての知識をフル活用していただく日にしました。

    ・社長、部長からのコメント、配属先発表

    ・振り返り

    ・想像力業務ワーク

    ・1か月後の目標設定

    上記4項目の研修を行いました。

     

    【社長、部長からのコメント、配属先発表】

    本日は一番初めに辞令交付式を行い、社長や部長から新人社員の皆様へのコメント、配属先の発表を行いました。新人社員の皆さまは今まで、様々な部署を見学し、同時にそこでの作業を体験しました。社長や部長からは今までの様子を鑑みて配属先を決定しているため、今後の成長に期待しているとのことでした。私たちも皆様の努力を間近で見てきたので、今後が楽しみであると感じました。

     

    【振り返り】

    座学に戻り、振り返り作業と最終確認作業を行いました。「入社時と比較してできるようになったこと」「社会人として未だに未熟だと感じること」「想像力を働かせるには」を皆さんで考えていただき、個人ができることやるべきことを設定し、部署配属後には徹底していただくよう」お伝えしました。

     

    【想像力業務ワーク】

    今までのワークはこちらで出した課題に対して、適切な対応を取っていただくことをおこなっていましたが、本日のワークは完全に受講者の皆様自身で考えていただく内容にしました。仕事中という場面設定で、私たちが上司役となり受講者の方それぞれに仕事を指示し、完遂していただくという内容です。仕事を指示する場面に行くまでにも、事務所の入り方や言葉遣い、一挙手一投足までこちらで評価し、できていなければ初めからやり直していただきました。このワークはこちらの会社様の社員の方々にもご協力いただき、受講者の皆さまが業務を遂行するための質問や相談を受けていただくようお願いしました。

    受講者の皆様が私たちが想定していた時間より早く業務を遂行し、今回のワークの振り返りに時間を使うこともできました。

     

    【1か月後の目標設定】

    今回の目標設定は今までの研修中の目標設定とは異なり、実際に配属され日々の業務を行いながら達成するべき目標です。研修で行った内容すべてを理解し、行動にできることが前提なので、今後の成長に必要な目標設定を行うようお伝えしました。

     

    私たちが新人研修に参加させていただいた3か月間で、新人社員の皆様は目に見えて成長できたように感じます。学校を卒業したばかりで右も左もわからない中入社し、日々の作業と研修をこなすことに精一杯だった頃と比較すると、本日の皆様は社会人としての知識や経験を吸収し意識して活用することができるようになったと思います。これから本格的に業務が始まる中で、この経験を忘れずに成長の糧とし続けてほしいと思います。これからはフォローアップ研修を定期的に行っていくので、社会人としての更なる成長を見ることが楽しみです。

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